「感性デザインとは -デザインを知る,感性を知る-」
内容紹介
この本は,デザイン領域やその周辺の様々なキーワードについて,エッセイの形式を取りながら具体的事例の中で説明しています. したがって190話の中から気になるキーワードのどこから読み進めても良く,今までにない形式のデザイン用例集と言ってもよいでしょう. 例えば,「感性品質とは」では,TVコントローラーを例に多機能を使う喜びに応えるためにどのように展開していったことを知ることでその意味を知ることができ,身体的インタフェースから脳コンピュータインタフェースまでの変遷では,分かりやすい事例からインタフェースのあり方を考えさせくれるでしょう. あるいは,共感覚と共通感覚の違いや,感覚モダリティの記事からは,デザイン発想は,感覚の組み合わせを自分自身で操作することで可能になることも示唆してくれます. 著者は,感性科学博士で「感性デザイン論」「インタフェースデザイン論・演習」などの講義・演習を担当していますが,他大学の学部の違う学生に対しても教えています. そこで「デザインとは,感性とは,どういうことなのか?」ということをもっと分かりやすく伝えるために,講義中にふと思い出したり思いついたりしてしゃべったことを記録として残したものを再編集したのがこの本です. なぜ記憶に残したのかと言うと,著者自身が大学・大学院生のとき,講義自体の内容より教授の何気ないデザインへの考え方などの話の方が記憶に残っていて,それをたぐり寄せれば本筋を思い出すという経験から,もっと気楽に読める感性デザインの話があればと考えたからです. 話の中には,時に落ちもあり,クスッと笑ったり,なるほどと思ったり,え~っといいながら,気楽に読み進むことで,「感性デザインとは?」という問いに対する答えに導いてくれるでしょう. しかも,デザイン発想とはこんな考え方の積み重ねによって,意外にできるかも,と思わせてくれる本です.
購入方法
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