:: 2012/04/28  09:08 ::

「入院患児のためのプレパレーション用絵本」

内容紹介

この絵本は、手術に対する子どもの不安感を軽減することを目的とした絵本で、手術のプレパレーションツールです。プレパレーションとは、子どもに対して治療や手術を受ける前にその内容を説明することで心の準備を促すことです。 この絵本を用いることで誰もが手術日の前日から手術が終わって病室に戻って来るまでの一連の流れを見ながら説明することができます。特徴は、全体を見せる説明画面に加えて,子どもの視点から見た画面を同時に確認することができることです。 子どもに説明するときに全体が見える画面を用いると分かりやすいと大人は思いがちです。しかし、納得したようであっても手術当日は、見たことのない目の前で起こることに不安や恐怖を感じ、泣いてしまうものなのです。つまり、子どもの視線で起こる事柄を事前に見せておくことが重要なのです。 全体が見える説明図と子どもの視点から見た画面を正確に再現するために登場するキャラクター、ベッド、ストレッチャーはもとより、点滴の針まですべて三次元CGで作成しており、各場面でその両方を見ることができます。これにより、文字通り子どもの視点に立った説明が可能になっています。 プレパレーションの有効性は、実際に翌日手術をする子どもとその保護者を対象にして動作解析システムを使った実験で明らかにし、日本小児看護学会、日本看護学会、日本デザイン学会、日本感性工学会などで発表しています。この絵本は、2007年度グッドデザイン賞(中小企業庁長官賞)を受賞しています。

 

 恩田 浩司 (イラスト), 岡崎 章 (監修)

購入方法

Amazonのみで販売しています.

関連記事
人気記事

コメントは受け付けていません。

ツールバーへスキップ