:: 2007/02/23  17:17 ::

パフォーマンスを利用したストレス・コーピングのためのファッション・デザイン

[2006年4月:北里大学病院小児病棟3Aに提供予定]

入院生活からくるストレスを解消するためのパフォーマンスを用いたツールの提案である.

クリニクラウンをヒントに,衣装にストレスコーピング用のアイテムを盛込み,それぞれのアイテムにはゲーム性を持たし,参加型としてパフォーマンスを介した遊びによってストレスコーピングが可能である.

ツールの研究・開発の詳細内容


アフロヘアーの後ろにカラフルなリボンをつけた出で立ちでベッドサイドに登場する.


ボタンを引っ張ると伸びる.手を離すと戻る.
パチンと戻ったときにオーバーアクションすると子どもは喜ぶ.
上部を開けているのは,他のアイテムを入れるポケットを兼ねているためである.


ベスト部分を開いて,そこに薬のカプセルを模した玉を投げているところである.
画像ではわかりにくいが,左上腕部分にベストの端をスナップで留めている.
腕を水平に伸ばすと腕の下に的ができるというわけである.


フェルトのカードに印刷したものである.パフォーマンス開始時に行うと導入しやすい.
カードを並べていろいろな質問をしてとらせる.
また,上記の薬のカプセル同様投げて遊ぶこともできる.


左手を引っ張るとビヨ~ンと伸びる(写真はプロトタイプでの実験の様子).

足の部分である.カラーボールを引っ張ると伸びて出てくる.
後ろはジッパーで締めることができる.

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