:: 2010/04/15  14:10 ::

仕掛け絵本を使った保健行動を支援するリテラシーツール(絵本)

愛知県立看護大学主催の公開講座で使用後,フィードバックした改訂版

ツールの無料ダウンロードについて

ツールの詳細

仕掛け絵本は,患児と保護者(あるいは看護師)が一緒になって作って,手洗いの重要性について話しながら利用できる所謂,健康行動のためのリテラシーツールである.

保健行動とは,Gochman(1982)が提唱し,健康の維持・回復・向上に関係する行動と定義されている.
保健行動を子どもの身近な例として,理解しやすいための方法を仕掛け絵本で再現できるコンテンツを検討し,効果的に提示できる方法を探って完成させたツール(仕掛け絵本)である.

絵本用のデータをダウンロードして,A4用紙にプリントし,マニュアルに沿って貼り合わせて切り込みを入れると手に入る仕掛け絵本である.

真ん中のページを開いた状態が絵本の始まりとなり,バイ菌のキャラクタにクリップを挟んでそれを一ページ下から磁石で操作して,口の切れ込みから入れて次のページに移ると人体内部にバイ菌が移動していたりする面白さがある.

感染が起こりやすいとされている場所をストーリーとして,構成は単純化し分かりやすくするために,ミクロのものを視覚化して表現した.

折ったページを手で開いていくことにより感染ルートの経緯が分かりやすくなっている(感染ルートを明確にすることで感染予防に対する意識が高まることへの配慮).
身体内部・バイ菌など一部で良いのでリアル感を出すことにより, 意味を高めることを意識している.

愛知県立大学主催の公開講座後,実際に製作頂いたご意見,看護学の専門家との検討会での意見を参考に修正・改良を加えたものを無料ダウンロード提供致します.


広げた状態.


切り込みを入れ,貼り合わせて仕掛け絵本となる.磁石で作ったばい菌が動き回ることで理解を深めることができる.

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